最初にメガネをかけた日本人は山口にいた?

日本で最初にメガネをかけた人 が誰だか知っていますか?

日本にメガネが伝えられるのは1549年
かの有名な宣教師フランシスコ・ザビエルから、キリスト教と共に大陸から日本へと渡ってきました。

日本で最初にメガネをかけた人 は誰?

日本で最初にメガネを愛用していたのは徳川家康だという話は有名ですよね。

日本で最初にメガネをかけた人

家康公が愛用していたのは目器めきと呼ばれる手持ちの鼻眼鏡で、静岡県の久能山東照宮博物館重要文化財として収蔵されています。

時の権力者であった家康に献上された品で、晩年は老眼鏡として使っていたのだとか。

当時の日本ではまだメガネはなじみのないものだったでしょうから、「こんなに高価なすごいモノを持っているんだぞ」という自慢にもなっていたんじゃないでしょうか。

しかし、そんなメガネを愛用していた家康より前にメガネを手にしていた人が山口にいたんです。

日本最古のメガネ

日本にキリスト教を伝えにやってきた宣教師のフランシスコ・ザビエル

フランシスコ・ザビエルの像

小学生の教科書にも載っている歴史上の有名な人物で、山口とはなじみの深い偉人でもあります。

日本の外の国から遥々やってきたザビエルは、1551年に京の都へと到着します。

そこで天皇に会い、日本で神の教えを説教する許可を得るつもりでしたが、なぜかザビエルは汚い身なりで国から持参した手土産も持たず面会を申し出たそうです。

当然、天皇と面会することはできませんでした。

おまけに、当時の京の都は戦乱続きでひどく荒れており、治安もよろしくありません。

都からは多くの公家が周防国(現在の山口)へと逃れており、そこで西の京と呼ばれるようになる文化が発展していくのはよく知るところでもあります。

再び山口へと戻ったザビエルは、周防国を治めていた大内義隆からの許可をもらい、山口で神の教えを人びとへと伝えていきました。

サビエル記念聖堂

大内義隆から与えられた場所で寝泊まりをし、キリスト教を伝えていったその場所は山口サビエル記念聖堂として現在も人々の信仰の場所になっています。

この時ザビエルが大内義隆から許可を得るために献上したものには望遠鏡や鏡、そして小銃など十三の献上品がありました。

そしてその中に、メガネが含まれていたのです。

残念ながらそのメガネは現存はしていませんが、日本で最古のメガネは大内義隆が所有していたものだと考えられています。

後に大内氏は滅亡しているので愛用するほど使っていたとは考えづらいですが、義隆はザビエルからの献上品を大層気に入っていたといいます。

まとめ

日本にメガネが伝わってきた当初は、メガネは現在のような耳にかける形ではありませんでした。

二つの連なる円い輪っかにレンズが埋め込まれたもので、当時は手にもって使うタイプ。
今でいうと虫メガネのように手で持ち、使用するといった形でしょうか?

その後、メガネを紐で耳にかける形のものが登場します。

これがなんと悲しくなることに、西洋人は鼻が高いので問題なく使えていたそうですが…

日本人は鼻が低いため、メガネが顔にくっついてしまっていたそうなのです。

西洋人の顔の造形美が羨ましくなる話ですよね。

しかし、その状態を防ぐために「鼻当て」が開発されました。
考えたのは日本人だという話ですから、今のメガネの形になるにはなくてはならない発見だったのでしょう。

今では視力が悪い人だけでなく、オシャレとしてもメガネをかけている人が多く、一人が何本かメガネを所持していることもあります。

西洋から日本に伝わったものの中でも、なくてはならないものの一つです。

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