山口県の住吉神社には荒魂が祀られている?

山口県下関市の 住吉神社 をご存知ですか?

大阪の住吉大社、博多の住吉神社と並んで
日本三大住吉 のひとつに数えられます。

住吉神社 について

住吉神社
山口県下関市にある住吉神社は長門国の一宮ともいわれ
長門国で最も社格の高い神社とされています。

住吉という神社は
全国各地に多く存在していますよね。

私は山口出身なので
やはり県内の神社がなじみ深いですが

博多でも京都でも北海道でも
同じ名前の神社を見かけました。

「住吉って、あちこちにあるんだなぁ」

と、不思議に思った記憶があります。

大阪にある住吉大社が総本社とされ、
分霊されたりして全国に住吉さんがあるわけです。

住吉大社
下関の神社は住吉荒魂本宮とも呼ばれます。

大阪の住吉大社と同じく住吉大神を祀っていますが、
下関の住吉大社ではとくに荒魂を祀っているそうなんです。

荒魂って??

和魂が神様の平和的で優しい部分とすると、
荒魂はその逆。

神様の荒々しい側面のことを指します。

もちろんそれは怖いだとか、
悪い神様だというわけではなくって

荒々しいというのは
物事に対して激しく動く神様だということ。

勇猛、剛健ともいえます。

同じ神様でも
包み込むように優しく柔和な面と、

荒々しく猛々しく、
人でいえば直情型の面も持っているということ。

住吉三神は日本書紀にて語られる
神功皇后と縁の深い神様ですが、

この神功皇后が兵を率いて新羅へと出航した際、
先鋒として先行したのが荒魂。

皇后に従い船を守護したのが和魂と伝えられます。

和魂・荒魂それぞれが、
それぞれに合った側面をもっているんです。

大阪の住吉大社には和魂を、山口の住吉神社には荒魂を。

 
それぞれを祀っています。

パワースポットとしても有名な住吉大社

九間社流造
こちらには住吉三神
そして神功皇后も祀られています。

古くから軍神または、
海上の守護神として崇められていました。

1370年に建てられた本堂は
国宝に指定されています。

その荘厳は佇まいは
思わず圧倒されてしまいますよ~!

その理由はもしかしたら、
12月に行われる物忌みの神事のおかげかもしれません。

紙垂

この住吉神社では
毎年12月8日から15日までの間

『御斎祭』が行われます。

これが大変激しい物忌みで、

境内に注連縄を張り巡らせて、
一般の参拝を禁じるそうです。

巫女や神主などの神職の方は
境内の外へは一歩も出られず。

境内から穢れを排除する神事。

同じような神事が行われる忌宮神社は神功皇后とも関わりがあります
仲哀天皇と関わりの深い忌宮神社と奇祭

住吉神社が県内のパワースポットとして
有名なのはこれがあるからかも!

その神聖な空間から地からをもらおうと
多くの人が訪れます。

非常に強い力を持った
鋭い視線の神様がいらっしゃるとか…

新たに何かを始めたいとき、
自分を見つめなおしたいとき、
自分を鍛えなおしたいとき、

そんなときに訪れると
いいかもしれません♪

アクセス

住吉神社
〒751-0805
山口県下関市一の宮住吉1丁目11-1

[TEL]083-256-2656
[拝観時間]6:00~17:00

[宝物館拝観料] 
大人300円、小人150円

[休館日] 
年末年始、5月第3日曜日、9/23、12/8~1/15

[交通アクセス] 
・JR新下関駅からバス5分
「一の宮」下車、徒歩5分
・下関ICから車で約10分