一度は歩いてみたい歴史街道、美しい石畳が残る「萩往還」

萩往還 って知っていますか?

山口県萩市から山口市、
さらには防府市までを結ぶ全長約53㎞の街道のことです。

かつて萩市を治めた萩城主である毛利氏が
参勤交代の際に通る御成道」として作られました。

山陰から山陽をつなぐ最短距離の道で、
江戸庶民にとっても重要な街道であり重宝されたそうです。

幕末には長州藩士たちが駆け抜けた道。

往還とは何度も行き来することを言います。

萩往還はかつての武士や庶民が何度も歩き、
人びとの生活の名残が見える歴史ある街道です。

一度は歩いてみたい 萩往還

萩往還
実はこの萩往還、観光客やウォーキング愛好家には
「一度は歩いてみたい」と思わせる街道だそうです。

53キロなんて長い距離を!?と思ったのですが、
実は大部分は国道や県道などとして利用されていて比較的歩きやすい道のようです。

もちろん、石畳が続く山中の道も残っていますよ。

石畳

中には廃道になったものもあり、
近年ではこれらを保存するために整備が進んでいるそうです。

道中は人馬の往来には必要となる人里塚や、
茶屋の跡、通行人を取り締まるための口屋跡などが残っています。

御成道として整備された萩往還沿いの町には宿場町がつくられ、
今でもその面影が残っている場所もあります。

佐々並・宿場町跡

この街道を利用していた人びとが
どのように歩いていたのかが残された史跡から感じられます。

こうしてみると、便利な世の中になったのだなあと思いますよね~

400年経った今でも、当時敷き詰められた石畳が
当時のまま残っているというのは、趣深いものがあります。
 

萩往還ガイド付きコース

街道
この萩往還を歩くツアーも企画されています。

ガイド付きで道に迷うことなく、
ちょっとした歴史のお勉強もしながら歩けるのでオススメ!

コースは4つ!

  1. さわやか萩往還実感コース
  2. 約4.3キロ(所要時間約120分)の萩市を横断する萩往還。初心者にオススメのコースです。
     

  3. 一升谷の石畳コース
  4. 約9キロ(所要時間約240分)の、萩往還難所のひとつでもあった標高差300メートルの石畳を歩く中級コースです。
     

  5. 一の坂四十二の曲がりコース
  6. 約3キロ(所要時間約120分)の、萩往還最大の難所である四十二の曲がりを体験する中級コース。
     

  7. 三田尻御茶屋コース
  8. 約2.5キロ(所要時間約120分)の、防府天満宮から三田尻までを歩くコース。幕末には多くの志士が行き交った道です。

 
各コースとも1組2名以上10名程度が基本。
料金は②一升谷の石畳コースのみ11,000円で、その他のコースは6,000円となります。

ウォーキングの心得

ウォーキング
出典:https://www.photo-ac.com/

ウォーキングはただ自由気ままに歩くだけではありません。

楽しく、気持ちよくウォーキングをするためには
それぞれがちょっとしたことに気を付けるだけでOK!

みんなで楽しくウォーキングしましょう。

ウォーキングのマナー

  1. 出会う方と明るくあいさつをしましょう
  2. ゴミは責任をもって持ち帰りましょう
  3. 自然を大切にし、感謝しましょう
  4. 信号を守り、こころにゆとりを持ちましょう
  5. 植物・岩石などを持って帰らないようにしましょう

 
また、長い距離を歩きますので水分補給をこまめにするなど、
体調管理には十分に気を付けてください。

コースによっては標高の高い場所を歩いたりもしますので、
無理をせずその日の自分の体に耳を傾けてあげてくださいね。

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