家の中を川が流れる!?川の水を家庭用水にする工夫が施された旧湯川家屋敷

萩市の藍場川沿いにある 旧湯川家屋敷 を知っていますか?

山口県萩市の藍場川沿いにある建物で、
この屋敷にはめずらしい工夫が凝らされています。

旧湯川家屋敷

旧湯川家屋敷
藍場川沿いにある武家屋敷は
川沿いに長屋門があって、屋敷へ入るには小さな橋を渡ります。

なんだかもうその瞬間から、
いつも見学するお屋敷とは違う雰囲気でワクワクしますよね^^

主屋には玄関、座敷、
そして茶室などがあり自由に見て回ることができます。

ガイドさんが常駐しているので、
おもしろいお話を聞きながら見学することもできますよ~♪

やっぱり何も知らずに入ってしまうと、
せっかくめずらしい建物なのにもったいないです!

ガイドさんに解説をしてもらいながら見学すると、
屋敷の成り立ちなどもお勉強できて楽しいですよ^^

この旧湯川屋敷で最も特徴的なのは、
屋敷のすぐそばを流れる藍場川の水を利用した造りになっていること。

ハトバ

そう、なんと!
屋敷内に川の水が引かれているのです!

川の水を庭に引き込んで池を作り、
池から出た水を建物の下をくぐらせて台所へと流しています。

池
出典:https://www.photo-ac.com/

これを「ハトバ」と呼ぶそうで、
藍場川沿いの屋敷には大抵設置されているそうです。

ここの階段を下りてハトバで
野菜を洗ったり水を汲んだりしていたそうで。

家の中にこんな立派な水場があると、
家の中にいるのか外にいるのか…

私はなんだかソワソワしちゃって落ち着かなかったです^^

でも、川の水をこうして家の中に引き込んで
家庭用水にしてしまうなんて、すごいことを考えますよね~

この湯川家、禄高23石余の武士だったそうですが、
江戸時代の古地図には「樋番といばん(水門の番人)」と書いてあります。

旧湯川屋敷は藍場川の上流にあり、
つまりこちらの家は藍場川の水量を調節する役目をもっていたのです。

かなり重要で大切なお役目ですよね。

それを裏付けるようにお屋敷はとても大きくキレイで、
また茶室まわりはとくに優れた意匠をしているそうです。

旧湯川家屋敷の近くには、
第11、13、15代内閣総理大臣を務めた桂太郎の旧宅があります。

萩焼体験ができる元萩窯も近くにあり、
萩の主な観光スポットからは少し離れていますが

十分楽しめる場所なのでぜひ足を運んでみてくださいね♪

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2018.01.19

アクセス

旧湯川家屋敷
〒758-003 山口県萩市川島67
 
[TEL] 0838-25-3139(萩市観光課)
[営業時間] 9:00~17:00
[休日] 無休
[料金] 100円
[交通アクセス] 
萩循環まぁーるバス(西回りコース)
「藍場川入口」バス停より徒歩約10分