山口の伝統工芸『 大内塗 』でつくられた可愛らしい『 大内人形 』

大内塗 って知っていますか?

今からおよそ600年前、大内氏の時代に栄華を誇った
『大内文化』頃から続く伝統的な漆器のことです。

当時この大内塗
中国や朝鮮との重要な交易品でした。

大内塗 ってどんなもの?

瑠璃光寺
出典:https://www.photo-ac.com/

かつて「西の京」として華やかな文化が発展した
時代から続く伝統工芸品である『大内塗』

大内朱と呼ばれる深みのある朱色が用いられ、

緑黄色の漆で描かれる秋草柄と、
金箔であしらった「大内菱」と呼ばれる
大内家の家紋をデザインした文様が描かれたものが代表的です。

大内塗
出典:https://nakamuramingeisha.jimdo.com/

たしか祖母の家には、大内塗のお盆があったような…?

記憶が定かではありませんが、
朱色のお盆に金箔とかで何か模様が描かれていたような…

そう、大内塗の製品には丸盆や箸、
銘々皿などいろいろと種類があります。

有名なのは大内人形です。

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にっこりと柔らかい表情で笑った
夫婦の人形がとってもかわいらしいです。

大内人形の起源

この「大内人形」ができた由来も大変かわいらしいんですよ^^

実は、大内氏とその奥さんのエピソードからきているそう。

その昔、大内弘世おおうちひろよという武将がおりました。
天皇からの信頼も厚く、三条氏という公家のたいへん美しい姫を妻にいただいたほど。

その姫が離れた都を懐かしんでさびしがったので、弘世氏は京からたくさんの人形師を呼び寄せて、屋敷中を人形で飾ったそうな。

その愛妻家ぶりを伝える伝説が、
大内人形が誕生したもとになったといわれています。

夫婦円満の象徴とされていて、
お祝い物として贈られることが多いです。

大内人形

ひとつひとつ手作りされている大内人形は

丸っぽくやわらかい表情をしていますが、
この表情は作者によって変わります。

自分のお気に入りの表情をしている
お人形さんを探してみるのもいいかもです♪

大内もなたん

 
そんなニッコリするエピソードのある
かわいらしい大内人形の和菓子があります。

その名も、大内もなたん
大内人形をモチーフにした最中です♪

明治30年創業の山口風月堂さんから販売されています。

こちらは一日に製造できる個数が限られていて
店舗に足を運んでも手に入れられないこともあるそうです。

事前に電話で予約をすれば
取り置いてもらえるみたいなので

贈り物や自分へのご褒美にぜひ♪

萩市の萩焼などに比べて
やはりあまり知られていないのではないかなぁと思うので
不良品?いいえ、それが”味”なんです!茶渋が染み込み色合いが変化する『萩焼』

こうした可愛らしいお菓子によって、
山口の伝統工芸の大内人形や大内塗のことが広まっていくといいなぁと思います^^

アクセス

山口風月堂
山口県山口市下竪小路2
 
[TEL]083-922-2112
[営業時間]9:00~18:00
[定休日]日曜日、年末年始