旭酒造の『獺祭』蔵見学に行ってきました!

おいしい日本酒『獺祭』で有名な 旭酒造さんでは 獺祭の蔵を見学できるということで 獺祭蔵見学 に行ってきました!

獺祭

メディアでも取り上げられることも多く、国内外でも人気の獺祭ですが…
普段あまり日本酒を飲まない私には馴染みがなく…お値段もちょっとお高いですからね ^^;

しかし、せっかく山口県内に本社があるんです!
酒蔵なんて見る機会もないですし、ここを逃したら獺祭に触れる機会はこないかもしれない!

ということで、さっそく獺祭蔵見学へ申し込んでみました。

実際に製造している工程を順番にまわり、酒造りについて、
なにより獺祭をつくるこだわりについて知ることができる貴重な機会でした。

旭酒造さんの 獺祭蔵見学へ

獺祭本社

獺祭の本社、旭酒造さんがあるのは山口県の山奥。
バスや電車などだと、本数が少なくてちょっと困ってしまうくらいの場所にあります。

私は車で足を運んだのですが、山の方へと入ってすぐなんじゃないかと思っていたので「まだ奥に行くの!?」とちょっとびっくりしました(笑)

電車やバスで来ようと思うとこの辺りは本数も少ないし、少し不便かなぁ
遠方から来られる方はレンタカーを借りて移動した方が効率的で結果的にお財布にも優しいかも…

錦帯橋
▲ 岩国市の錦帯橋

車があれば、そのまま岩国市まで足を伸ばしてもらうと五連アーチの珍しい橋の錦帯橋や、天然記念物にもなっているシロヘビにも会えますよ~

山賊・料理
▲ 山奥の不夜城・山賊

お食事は県民なら必ず足を運んだことがある山賊がオススメ♪

煌々と明かりの灯った夜間の山賊でお店の雰囲気を味わいながら食事も良いですが、山賊弁当を頼んでおいてピクニックがてらお昼ご飯にいただくのも捨てがたいです。

おいしい山賊弁当の写真はこちら
山賊弁当を持って錦帯橋の桜でお花見

話がそれちゃいましたね ^^;
蔵見学の集合場所は、本社の前を流れる川の向かい岸に立っている獺祭ストアです。

時間になると案内してくれる社員さんが来てくれて、蔵見学がスタート!
案内をしてくれたのは笑顔のステキな若いお兄さんでした。

日本酒造りなのに杜氏がいない?

酒造

いざ見学~!の前に、ちょっとした驚きのお話を。

社員さんが丁寧に酒造りの工程を説明してくれたのですが、なんと旭酒造さんには杜氏とうじと呼ばれる日本酒造りの最高製造責任者がいないらしいんです。

熟練の技を持つ杜氏はいませんが、その杜氏の勘や経験といったものを徹底的に分析してデータ化し、マニュアル化したものがあって、旭酒造の社員さんはそれを手に酒造りに励んでいるのだとか。

今の杜氏に頼らない酒造りにもっていくまでに、かなりの苦労と努力があったみたい。
それが今や国内でも有名なお酒になっているんですから、すごいことです。

しかも驚いたことに、そんな酒造りにあたっている社員さんの平均年齢は20代がほとんどで大変若いんです!

酒蔵で働いている人、というと「貫禄のあるおじいちゃん」なんてイメージが浮かびますが、実際に蔵見学を案内してくれた方も酒造りをされている方も若い方ばっかり!

県内出身者も多く、地元の雇用にも貢献されているのだなぁと感じました。
この見学中に酒造りのイメージがガラっと変わったので、なかなか面白かったです。

酒

では、ようやく蔵見学での話へ!
この日は平日だったこともあって私たち二人以外に見学者がおらず、貸し切り状態(笑)

多いときは2グループ、3グループを連れて社員さんが説明をされるそうで「お二人だけだと気軽に案内できます」となんだかフレンドリーなかんじで和気あいあいとスタートしました。

誰に気を遣うこともなく、気になったことはその場で質問できたので平日は狙い目かも…?

作業工程は大きく分けて、こちらの6つ。
一部、最適な環境を保つため見学ができないもありましたが、ほとんどの方が気になる仕込みは見学することができました。

ただ、午前・午後の見学で稼働している工程としていない工程があるので、どうしても気になる方はどちらも参加されると良いかもしれません。

1.洗米

見学用の白衣とキャップをかぶって殺菌も済んだら、いざ内部へ!

洗米

まずは洗米をしている場所です。
精米後の水分が失われているお米の水分含有量を回復させるために一か月以上かけて自然に水分の数値をもとに戻しているそうです。

精米後、酒造に運搬された米は長時間にわたる精米時の摩擦熱で極度に水分を失っていて、洗米後の水分を0.3%以下にコントロールするため、すべて手洗いされているのだとか。

洗米2

それを聞いて思わずその場にあるお米の量を確認してしまう私。

パッと見ただけでも、ものすごい量のお米があるのに…
思わず作業している社員さんたちにお疲れ様ですと声をかけたくなりました(笑)

2.蒸米

次は蒸米の工程です。
残念ながら見学にいった午後は機会が稼働しておらず、動いている姿をみることができませんでした。

なので写真も撮り忘れ…;;

洗米されたものを蒸して、外側が硬くて内側が柔らかい蒸米を造っているそうです。
もろみ日数45日間という醗酵期間の間、酵素力を持ち続ける蒸米を作るには大変な労力が必要なんですって。

3.麹造り

お酒造りで大変重要になってくるのが、この麹造りの工程!
こちらはお米の様子を徹底的に管理しているそうで、見学はできませんが映像ビデオで見せていただきました。

全体の米の状態を把握して、酵素にブドウ糖を供給し続けて発酵スピードをコントロールしているそうです。
最高の麹を作るために、この繊細な作業を機械ではなくすべて人の手で行っているのだとか。

常に米の状態をみるために交代で勤務しているそうです。

4.仕込み

酒造りといわれて思い浮かべるのはこの仕込みの段階のイメージではないかな、と思います。

私もここを見に来るのを楽しみにしていました!

仕込み場

足を踏み入れた瞬間に香ったのは、芳醇なお酒の香り。
よくお菓子作りなどに山田錦の酒粕を使うのですが、あの香りです。

仕込

実際に見せてもらいながら説明を受けます。

こちらの醗酵室では年間を通じて5℃に設定されていて、自然の発酵熱ともろみの櫂入れ作業の強弱のバランスで制御しているそうです。

獺祭蔵見学

問題ないものを触らせてもらいましたが、醗酵状態の進み方によって櫂が重く感じたり、はたまた逆に軽く感じたりしました。

こうして状態を確認しながら調整していくんだと思います。
お酒造りは繊細な作業だな、ということを感じられる場所でした。

5.上槽

上槽というのは、ここまでにできたものを搾って「酒」と「酒粕」に分ける作業です。

旭酒造では遠心分離機を導入していて、無加圧状態でもろみから酒を分離しているそうです。
そうすることで純米大吟醸の本来持つべき香りやふくらみなどの美点が崩れることなく残されているのだとか。

ここも「なるほど~!」と聞いていて写真を撮るのを忘れてしまいました;;

ただ、見た目はただの機会なので面白みはないかな?
ここでようやく私たちがよく見るお酒や酒粕が出来上がるのだと思うとワクワクしますね。

あまり日本酒が得意ではないという話をすると、社員さんが女性でも飲みやすいものをオススメしてくださいました(笑)

6.瓶詰

最後は商品へとなる瓶詰の段階です。
瓶詰されるまでの過程でも品質を損なわないよう極力劣化を防がれているらしいです。

冷たいまま瓶詰されて、パストライザーで65℃まで昇温されて打栓後、もう一度パストクーラーで20℃まで急冷。
そうしてお酒本来の香りを逃さず、私たちのもとに香り高いお酒が送られてくるわけです。

ここまで、だいたい約40分くらいほどの時間をかけて見学しました。
社員さんが気さくにお喋りしてくれながら案内してくれるので、とても楽しく、そしてわかりやすくて大満足。

あまりお酒を飲む方ではなく、お酒自体にも詳しくはない私でも面白く見学できました。

旭酒造では機械で代換できる作業でも、人の手で丁寧に作業することによって最高の精度と品質を保っているんです。

蔵見学の受付について

見学の予約は旭酒造さんのホームページから。
電話での予約もできますが、インターネット受付が優先となっているのでホームページから申し込んだ方が良さそうです。

人数によって2グループ一緒に見学したりもしますが、社員さんがとても丁寧に教えてくださるのでとても楽しい蔵見学になりますよ♪

1回の見学は最大5人まで。
見学時間は約40分程度で、午前11時からと午後14時からの2回行われています。

見学するにあたり、衛生面より帽子・白衣を身につけなければなりません。
こちらの実費代金(200円)は自己負担になるので、気を付けてくださいね。

ちなみに、希望者のみ、見学後に試飲(有料)もできます!

試飲できるお酒は、磨き二割三分、磨き三割九分、50、スパークリング50の4種類。

試飲する場合は、有料試飲(300円)も別途支払うことになりますが、たった300円で4種類のお酒を試飲できるのはお得です♪

獺祭ストア

獺祭のクリスマスツリー

蔵見学の集合場所でもあった獺祭ストアでは、獺祭やそれに関係した商品を購入することができます。

この時はクリスマス前なので、獺祭の箱でつくったツリーが作られていました!

私は見学後にこちらで獺祭のアイスクリームを購入!
店内にはイートインスペースがあるので、購入後すぐに食べることができます♪

獺祭のアイスクリーム

種類はふつうのアイスクリームと、ストロベリー味、シャーベットの三種類。
私のオススメはスタンダートなアイスクリームです。

前に一度食べてからこの獺祭アイスクリームが忘れられなくて、やっと食べることができました♪

もちろん、アイスクリーム意外にも獺祭も購入して帰りました。
今回は見学案内をしてくださった社員さんが「女性ならスパークリングがお好きだと思いますよ」とオススメしてくださった獺祭のスパークリングです。

獺祭スパークリング

やっぱり獺祭はこの爽やかな香りが良いですよね♪
旭酒造の獺祭は、店頭のみではなく公式のネット通販でも購入できるのでぜひご覧くださいね。

詳しくはこちらから
獺祭ストアWEB店

アクセス

旭酒造株式会社
〒742-0422
山口県岩国市周東町獺越2167-4
TEL:0827-86-0120